兼近大樹の「生い立ちと昔の写真」を時系列で!壮絶でヤバいが努力家?
4人兄弟の3番目として育った、お笑いコンビEXITの兼近大樹(かねちか だいき)さん。
幼少期から『貧乏だった』と度々メディアで話してきましたが、改めて『生い立ちと昔の写真』を時系列でまとめてみました。
EXITは人気のコンビですが、過去が美談になっていると批判もされている兼近さん。
母親想いのやさしい人のようですが、背負ったものは大きいようです。何があったのか見てみましょう!
時系列|兼近大樹の生い立ちと昔の写真
北海道札幌市出身のEXIT兼近大樹さん、生い立ちと昔の写真を追ってみましょう。

小学生時代に父親の会社が倒産
札幌市立新川中央小学校を、2004年3月に卒業している兼近さん。

兼近さんの父・勇治さんは建設業の社長をしていましたが、会社は小学生のときに倒産!
家が貧乏だった理由は、父親が趣味のクワガタに月30万円注ぎ込むような金銭感覚があったからだとか。

幼少期からティッシュにマヨネーズをつけて食べていた、というほどお腹を空かせていたといいます。
子供の楽しみでもあるクリスマスには、サンタが来ないので『うちにも、サンタさんに来てほしい』と泣きながら母親にお願いすると・・・
翌朝、枕元に『サンタです、来ました』と手紙が置いてあったとか・・・。
徹子の部屋で、兼近大樹さんがこのエピソードを話すと『サンタに手紙をもらえるなんて、なかなかないですからね』と徹子さんが肯定w
中学生時代に離婚と貧困生活
2004年4月、札幌市立新川中学校に入学した兼近さん。
中学時代は野球に熱中!甲子園を狙えるほどの強豪校からスカウトされる実力のある選手だったといいます。

しかし中学3年生のときに両親が離婚したため、さらなる極貧生活がスタートすることに・・・
姉妹と一緒に、母・照美さんに引き取られた兼近大樹さん。当時は『屯田兵の家』のような外観の家に住んでいたといいます。
照美さんは子どもたちを養うために、昼は工場、夜はスナックを掛け持ちして働く忙しさ。
兼近さんも、朝学校へ行く前に『新聞配達』をやっていたのだそう。
男は自分だけで『一家の大黒柱』として責任を感じたのか、野球はあきらめ、生活のために定時制高校へ進学します。

高校はバイト掛け持ちで中退
2007年4月、札幌北高等学校(定時制)へ入学するものの、6月頃に自主退学しています。
妹の学費を稼ぐため、新聞配達やとび職など掛け持ちでバイトをしており、学業どころではなかったのでしょう。
兼近さんの15歳頃のスケジュールは以下:
- 2:00 起床 パン工場へ
- 7:00〜8:00 力仕事に移動
- 17:00 仕事終了
- 18:00 夜間学校へ
睡眠時間が3時間だったという生活で、10万くらいの月収の殆どを家に入れていたといいます。

15歳という年齢で、家族のために身を削るってなかなか出来ませんよね・・・
高校を中退してからは、飲食店、コンビニ、カラオケ、工場やベビーシッターなど、50以上のバイトを経験したそうです。
夜の仕事から逮捕歴について
そんなときに、知人に誘われたことから「軽い気持ちで夜のボーイの仕事」へ。
そんな仕事の中で、何気なくやっていたことが女性への犯罪斡旋として法律に触れており、20日間の拘留の上、5万円の罰金刑となった。
引用:https://mdpr.jp/news/detail/1879217
兼近大樹さんにとって『自然な流れでやっていたこと』が、のちに”犯罪”で逮捕されてしまいます。
法に触れるのはわかっていても『何がいけないんだ』と思っていたという、未成年時代。
やがて2度目の逮捕を経験します。
逮捕歴は以下:
- 2011年11月:売春防止法違反容疑で逮捕
- 2012年8月:1000万円窃盗事件への関与疑いで逮捕→不起訴処分
2回目の逮捕が転機に!
21歳に2回目の逮捕で『10日間拘留』された兼近大樹さん。
自宅の玄関で逮捕され、母親に「この子は逃げないから手錠をかけないで」と言われたことが、一番辛かったのだそう。

守りたかった母親を悲しませてしまった経験は、子供の心に残りますからね・・・
拘留所にいる時に、友人が差し入れた『ピース又吉直樹さんの第2図書係補佐』を読み、芸人になりたいという夢を持つことに。
妹も高校を卒業したことをきっかけに、『売れるまで帰らない』と母親に告げ、ひとり上京したのだそう。
お金を貯めるため野宿をし、渋谷の宮下公園の配給で食をつないでいたとか。
NSC東京校19期生に入校!
貧困生活をしながら、夢を追う兼近大樹さん。
上京してから4ヶ月後にNSC東京校19期生として入校!2013年には、コンビ『ぷりずん』を結成しています。
その後ピンになり、現在の相方りんたろーさんと仮でSCANDALというコンビを組み『M-1グランプリ2017』に出場。
2017年12月に正式に『EXIT』を結成。2019年には、チャラ男芸人としてブレイク!!

2022年の24時間テレビでは、兼近大樹さんが『チャリティーマラソンランナー』になり話題に。
兼近大樹の過去は壮絶でヤバい?
兼近大樹さんの生い立ちは大変でも、不思議と暗さを感じないのは、母・照美さんの明るさに救われてきたことが大きいようですね。
父・勇治さんは、その後「石狩住建工房」という会社を立ち上げています。しかし、2020年に家のリフォーム工事に関して裁判沙汰になっていると週刊FLASHが報じています。

内容は、Aさん宅の、内装と外装のリフォームを「石狩住建工房」に依頼したものの、外装のみで投げ出されたというもの。
抗議をしたAさんに、勇治氏は「自分のバックにはヤクザの不動産屋がついている。これまでも何度もトラブルになったが、いつも相手を黙らせてきた」と凄んだという。
引用元:https://news.line.me/detail/oa-flash/462d997cc474
リフォーム代金の返金を求めて、Aさんは提訴していますが、結末は不明。
生い立ちをバネに『EXITとして大ブレイク』した息子の足を引っ張ってしまっていたら、残念ですが・・・
兼近大樹は努力で夢を叶えた!
兼近大樹さんは、10代に子供の頃の夢だった『野球』をあきらめています。
小学校の卒業文集に『凡人にはなりたくない』『有名になりたい』と書いていた兼近さん。
お金を稼ぐため、知らぬうちに『邪道』にいましたが、芸人という『2度目の夢』を実現すべく、悪い環境を断ち切りました。
テレビに出演した際、母・照美さんからの手紙には
『いま、大樹は野球を楽しんでいた頃のように輝いています。たのしんでいる姿を見ることができて幸せです』
と書かれていました。

母親を幸せにできたこと、活躍できたことはなによりの親孝行だったことでしょう!
2023年になり、2012年の2度目の逮捕について取り沙汰されている兼近さん。
広域強盗事件の指示役『ルフィ』こと渡辺優樹容疑者も、一緒に逮捕されていた。
という関係性と事実が問われています。
この件に関する質問のなかで、自分に犯罪歴があるから、結婚はいいけど子供は持てないと語っていました。
でも本当は、小学校の低学年から『子供が欲しい』と言っていたくらい、子供が好きなのだとか。

生年月日:1991年5月11日
出身:札幌市北区
血液型:O型
事務所:吉本興業
過去の事実も、現実もしっかり受け止めているように見える、兼近大樹さん。
芸人としての今後を見守りたいと思います。