【宇宙飛行士】米田あゆの経歴|出身校は神戸女学院、きっかけはあの漫画!
2023年2月28日にJAXAは宇宙飛行士候補者として、14年ぶりに2人の候補者を発表しました。
4127名の中から選ばれたのは、諏訪理(すわまこと)さん46歳と、米田あゆ(よねだあゆ)さん28歳。
向井千秋さんと山崎直子さんに続いて、米田あゆさんが『日本人女性として3人目』の宇宙飛行士に。
現役では唯一の日本人女性宇宙飛行士となり、その経歴にも注目が集まってます。
米田あゆさんについて、経歴や出身校、宇宙を目指したきっかけなどを調査してみました。
宇宙飛行士|米田あゆの経歴
米田あゆさんは、現役の医師です。
生年月日:1995年
出身:東京生まれ・京都市育ち
血液型:O型
職業:医師(外科)
語学:英語、ドイツ語
東京大学医学部を卒業後、東京大学附属病院に勤務。
2021年から渋谷区広尾にある『日本赤十字社医療センター』で外科医を勤めています。
当センター所属後期研修医の米田あゆ医師が標記試験に合格しました。
日本赤十字社医療センターHPより
そして、2022年10月より虎ノ門病院にも派遣されています。
消化器外科の専攻医である米田あゆ先生が宇宙飛行士選抜試験に合格されました。おめでとうございます。
虎ノ門病院HPより
とても優秀な方なのだろう・・・とわかる経歴ですが、
『多くの人が宇宙に行く時代がくると考え、医者としてのキャリア、今までの経験を宇宙で活かせるのでは』
と考えていらっしゃるよう。
日本人女性初の宇宙飛行士、向井千秋さんも心臓外科医から宇宙飛行士へ転身されていますよね。
そもそも宇宙飛行士になるには、以下の5つに関する条件をクリアしなければなりません。
- 健康であること
- 教育・学歴
- 職歴
- 言語能力
- 忍耐力とストレス耐性
健康は絶対ですが、語学・経歴ばかりではなく、ストレスなどへの『精神的忍耐力』も必須!!
選ばれた米田あゆさんも『頭・心・体』のバランスが、とても素晴らしい方なのでしょう。
仏・ヨットレース世界大会に出場
米田あゆさんは、学生時代にフランス・ナントで行われた、ヨットレース世界大会に出場した経歴も。
立命館大、東京大、神戸大の混成で出場された時の米田あゆさん『紅一点』で、ほんわかとした可愛らしい印象。
天然なようにも見えるが普通に医学部で、英語とドイツ語を自由自在に操るインテリ天才少女である。
このときは宇宙飛行士になるとは、想像していなかったと思いますが、まさに才色兼備という言葉がぴったりですね。
Future Scientist Award 受賞
米田あゆさんは、東大医学部6年のときに『JMSA NY Life Science Forum 2018』に参加し、Future Scientist Awardという(学生部門優秀)賞を受賞。
アメリカのこのフォーラムに参加できた理由は、
FUTI国際リーダーシップ奨学金を受け『ハーバード大学のメディカルスクール』にて、病院実習を行っていたため。
米田あゆさんは当時、1ヶ月間小児外科で実習をされていたのだそう。
医師としても国際的に活躍する能力をお持ちなので、『宇宙で活躍すること』は自然な流れだったのかもしれませんね。
これから宇宙飛行士候補としてJAXAに入り、2年間ほどトレーニングや訓練を行うのだそう。
とても楽しみですね!
米田あゆの学歴|出身校は神戸女学院
京都で育った米田あゆさん。聡明な方なので、年齢すら超越しておりますが、まだ20代。
小学の頃は自然がいっぱいある環境で育ったようですが、中学からの学歴は以下:
- 2007年4月:神戸女学院中学部入学
- 2013年3月:神戸女学院高等学部卒業
- 2013年4月:東京大学医学部医学科入学
- 2018年:ハーバード大学メディカルスクール・小児外科実習
- 2019年3月:東京大学医学部医学科卒業
- 2019年4月:東京大学医学部附属病院 入職
- 2021年4月:日赤医療センター入職
- 2022年10月: 虎ノ門病院に派遣
中学時代は、テニス部団体戦で兵庫県3位、近畿5位の成績。全国大会に出場経験も。
偏差値65の神戸女子学院高校を卒業したあとは、東京大学医学部医学科へ。
現在も、仕事をしながら『京都芸術大学 大学院 学際デザイン研究領域 早川ゼミ』に所属する大学院生なのだそう。
勉強家で、さすが非の打ち所がない経験(学歴、経歴)ですね。。。
宇宙を目指したきっかけはあの漫画!
米田あゆさんが、宇宙を意識したのは子供の頃。
父親からもらった『向井千秋さんの伝記(漫画)』を読んで感銘を受けたのだそう。
ちなみに米田あゆさんの親の職業は『建築家』のようですよ!
調べたところ、2002年に発売された、こちらの漫画の可能性が高いと思います。
この本のなかで、宇宙から地球を眺めて感動している向井千秋さんの姿に感銘を受け、宇宙への想いが生まれたと話しています。
しかし望んだところで、誰でもがなれるものではない宇宙飛行士。
電話で連絡をもらったときは『喜びと驚き、責任感と指名を感じて身が引き締まった』といいます。
そして、関わる方々への感謝の気持ちへと変わっていったそうです。
頭脳だけではなく、メンタルコントロールにも長けた『ほんの一部』のタフな人だけがなれる、宇宙飛行士。
2025年頃には、日本最年少の宇宙飛行士として米田あゆさんが、旅たつ瞬間が見れるのかもしれませんね!