明石家さんま、テレ東スタジオに40年ぶりに登場「ドッキリだと思った」
お笑いタレントの明石家さんま(69)が29日午後7時58分からテレビ東京系で放送される特別バラエティ番組『さんまさん!ここで問題です~解答者・明石家さんま VS クイズさん~』を放送。さんまがテレ東にスタジオ出演するのは40年ぶりとなる。17日に収録が行われ、出演する出川哲朗、川島明(麒麟)とともに取材会を開いた。
【写真】テレ東スタジオは実に40年ぶりの明石家さんま
さんまが、ひたすら汗をかく番組の収録を終え、出川は「1問目からびっくりするぐらい、さんまさんがおしゃべりになるので…。このペースで行ったら、どうなるのかなと思った。このテンションで行けるのか心配したけど、最後までこのままだった。この人、すごいなと思った」と驚がく。川島も「この番組きっかけで、さんまさんがもう1回売れると思います。我々が頑張るつもりだったけど、それを凌駕するパワーだった。(収録の)時間は長かったけど、疲れはしなかったですね。みんな、ずっと笑顔で幸せでした」と驚きの表情を見せていた。
過去に因縁もあったテレ東に出演したことについて、さんまは「出川をきっかけにテレ東の番組に復帰させていただいた。その時に(伊藤隆行)局長が、打ち合わせをやるついでに『テレ東で番組をやっていただきたい』と何回も企画書を持ってきていただいた。それで今回、これで。『これをやっておけば、もうエエか。もうコイツ、来ないやろ』と。それぐらい頑張っていた」と根負けしたことを笑いながら振り返った。40年ぶりのテレ東の印象を問われると「(2016年に移転してから)もちろん来ていないから、場所がわからなかった。この周りを、ぐるぐる回った。マネージャーに電話した。『ドッキリなんだ!』と思うぐらい、ぐるぐる回らせていただきました」と冗談交じりに語っていた。
番組は、さんまが唯一の解答者となって、川島や出川など出題者たちが連れてきた“日本一”などの スゴイ肩書を持つ“クイズさん”に関わる問題に挑戦するクイズ番組。2018年7月、2023年9月と、過去2回『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』にロケ出演をしていたさんまだが、1981年10月から1984年3月まで放送された深夜番組『サタデーナイトショー』が終了して以来、テレ東のスタジオに現れたことはなかったため、スタジオ出演するのは、40年ぶりのこととなる。
鈴木拓也プロデューサーは「さんまさんが40年ぶりに、テレビ東京のスタジオに出演する歴史的瞬間です!さんまさんの出演が決まってから、撮影に向けて準備していた数ヶ月は『本当に実現するのかな?』とスタッフみんなでドキドキしていましたが(笑)。40年ぶりのテレビ東京のスタジオで、クイズ解答者として大暴れする“お笑い怪獣”明石家さんまさんを、ぜひ一緒に楽しんでいただけるとうれしいです!」とコメントした。