ハライチ澤部佑、高校時代の「いじり」を振り返る 父親になった今、子どもに願うこと
テレビでは明るい表情や軽快な受け答えが印象的な、お笑いコンビ「ハライチ」の澤部佑さん。しかし、高校時代には周囲から繰り返し容姿をからかわれ、傷つきながらも笑いで返していたという。2026年9月26日に公開されたCHANTO WEBのインタビューで、当時の経験と、父親になった今の思いを語った。
高校進学後に変わった周囲との関係
澤部さんは中学時代、バスケットボール部で副キャプテンを務め、クラスでも明るく過ごしていたという。その後、スポーツ推薦でバスケットボールの強豪校に進学したが、高校では周囲との関係が変わり、つらい日々を経験した。
インタビューで語られたのは、容姿を繰り返し話題にされる「いじり」だった。本人は傷ついていても、その場では笑いに変えて応じていたという。周囲が笑っているとき、自分だけが嫌だと言い出すのは簡単ではない。澤部さんの話は、笑って返せる人なら平気だろう、という見方を考え直すきっかけになる。
芸人同士の笑いと、高校時代の「いじり」
澤部さんは、芸人になってから先輩や同期から受けた「いじり」についても触れている。お客さんを笑わせるという目的があり、相手や場面を見て言葉を交わす芸人同士のやり取りは、高校時代に経験したものとは違うと感じたそうだ。一方で、芸人であっても、いじられることに慣れていない人への配慮は必要だとも語っている。
同じ言葉でも、相手との関係や、その場から離れられるかどうかで受け止め方は変わる。言った側が冗談のつもりだったかだけで判断せず、言われた側がどう感じているかに目を向けることが大切だ。
文部科学省が示すいじめの定義でも、一定の関係にある児童生徒から行為を受け、その対象となった子どもが心身の苦痛を感じていることが重視されている。個々の出来事をこの記事だけで判定することはできないが、「いじり」という呼び方だけで苦痛が軽くなるわけではない。
父親になった今、子どもに伝えたいこと
現在、3人の子どもを育てる澤部さん。もし子どもが同じように苦しんだら、無理に立ち向かうよりも、その場を離れて親を頼ってほしいという思いを明かした。自身は当時、親に話さなかったという。だからこそ、子どもには一人で抱え込んでほしくないのだろう。また、誰かをいじめる側にならないでほしいとも願っている。
つらい場面で笑ってしまうことも、普段どおりに振る舞うこともある。外から見える反応だけでは、その人の気持ちは分からない。澤部さんの高校時代の話と父親としての言葉は、身近な人の「大丈夫」を決めつけずに受け止めることの大切さを伝えている。
澤部さんが語った詳しい経緯は、CHANTO WEBのインタビューで読むことができる。いじめの定義については、文部科学省が掲載する「いじめ防止対策推進法」も参照した。
